研究課題/領域番号 |
23K25984
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補助金の研究課題番号 |
23H01288 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17050:地球生命科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 久美子 (三輪久美子) 名古屋大学, 理学研究科, 特任助教 (30444368)
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研究分担者 |
松尾 太郎 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (00548464)
菅野 里美 名古屋大学, 高等研究院, 准教授 (20586010)
藤井 悠里 京都大学, 人間・環境学研究科, 助教 (40815164)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 共進化 / 光合成 / シアノバクテリア / 集光アンテナ / フィコビリソーム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は光の波長に対するシアノバクテリアの集光アンテナの進化を検証することにより、酸素発生型光合成を成功させたシアノバクテリアが繁栄して大酸化イベント(約24億年前の大気中酸素濃度の急激な上昇)を引き起こしたシナリオの解明を目指す。我々は、シアノバクテリア誕生当時の還元的な海洋の元素環境が、シアノバクテリアが発生した酸素によって変化したことが水中の光環境の変化につながり、シアノバクテリア独自の巨大な集光アンテナタンパク質複合体であるフィコビリソームを誕生させたのではないかと考えた。光の窓に対する集光の適応進化 を検証することにより、光の波長と元素環境が生み出した生命と地球の共進化を理解したい。
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