研究課題
基盤研究(B)
交流型ナノポア法(ACナノポア法)は、大きさが同じであっても誘電率等の物性値の違いから粒子を判別することができ、新規な単一ナノ粒子の物性計測法としてだけでなく、超高感度の単一ナノ粒子・分子センシング法となる側面を持つ。本研究では、ACナノポア法の作用機序と諸特性の解明と、ACナノポア法の基礎理論および解析法の構築を目指す。これらの項目に取り組みながら本手法の学理を深め、新しい計測法として確立すると共に,単一ナノ粒子のセンシング法および物性計測法としての基盤を築く。