研究課題
基盤研究(B)
可視波長域の光を発生する半導体レーザーにおいて、波長560~590nmの黄色波長帯は研究レベルの報告はあるものの、実用化という点では未踏波長帯となっている。本研究では、レーザー活性層に量子ドットを導入したワイドギャップII-VI族半導体材料を用いて、黄色波長域で動作する信頼性の高い量子ドット半導体レーザーを実現することを目指す。結晶成長中に電子線照射することにより、高効率で黄色発光する量子ドットを形成する独自の方法を用いる点に特徴がある研究である。