非接触光計測による力学―スピン変換の可視化と操作

• 研究課題/領域番号: 23K26165
• 補助金の研究課題番号: 23H01471 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 渡邉 紳一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (10376535)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2025年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円); 2024年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円); 2023年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
• キーワード: 力学スピン変換 / 表面弾性波 / 光干渉

研究開始時の研究の概要

電子スピン系と表面弾性波による格子変位系による力学回転-スピン変換効率の最大化や積極的な制御は重要である。しかしこれまでは同変換の空間分解計測ができず、SAWの非一様性や磁性薄膜上の欠陥などの空間不均一性の影響を考慮したデバイス評価設計ができなかった。本提案では、光計測を用いた力学回転-スピン変換の空間分解計測とその操作を目標に、基盤技術と操作技術の構築を進める。SAW伝搬とそれに伴うスピン歳差運動励起の二次元空間分解イメージング計測を行い、力学系・スピン系双方のアプローチから力学回転-スピン変換の全貌を明らかにする。さらに構造不均一性の導入や局所光励起を利用したスピン操作を行う。