研究課題
基盤研究(B)
太陽光水分解技術により、水素などの化学エネルギーを創出することができる。現在は、太陽光発電による余剰電力を利用した水の電気分解が、2030年頃の本格的な実用化に向けて世界中で広く検討されている。しかし、更なるコスト面での大幅な改善が必要とされている。そのため、太陽光エネルギーを化学エネルギーに直接変換できる、光触媒および光触媒電極を用いた水素製造技術が2030年以降の実用化に向けて研究されている。本研究では、ナノ構造複合材料の合成プロセスと、局在型表面プラズモン共鳴(LSPR)の利用を組み合わせることで、次世代以降の水分解用光触媒、および光電極を創製する。