研究課題
基盤研究(B)
多孔体の機能性は細孔および表面特性によって決定づけられる。異なるサイズや形状の細孔に任意の表面特性を個別に付与することができれば、従来の多孔体では達成できなかった高機能性や多機能性の発現が期待できる。本研究課題では、分子マスキング法と表面改質処理法を組み合わせて適用し、世界でも例がない細孔選択的なマルチ表面機能性を有するカーボン多孔体の開発を試みる。さらに、創製した細孔ごとに特定の機能を付与したマルチ表面特性カーボン多孔体の高機能性の実験的検証を行う。