熱可塑性樹脂複合材料パイプの革新的連続成形技術の開発

• 研究課題/領域番号: 23K26389
• 補助金の研究課題番号: 23H01696 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分26030:複合材料および界面関連
• 研究機関: 岐阜大学
• 研究代表者: 仲井 朝美 岐阜大学, 工学部, 教授 (10324724)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2024年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円); 2023年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
• キーワード: 複合材料 / 熱可塑性樹脂 / 連続成形 / リサイクル炭素繊維

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、炭素繊維強化プラスチック（CFRP）を持続可能な方法で生産し、責任をもって消費する事（SDGs目標12）を実現するため、CFRPの持続可能な成形技術および廃棄物の発生を大幅に削減するリサイクル方法を確立する事である。複合材料の成形においては一対の金型を用いるが、雄型あるいは雌型の片側のみを使用するオープンモールド成形技術を確立することで、製造時のエネルギーを大幅に削減する。次に、リサイクル炭素繊維を用いた連続繊維強化複合材料成形技術の構築をおこなう。リサイクルにより短繊維化されたCFを、紡績技術により連続繊維として中間材料化し、連続繊維強化CFRTPを作製するために必要な成形技術を構築する。