研究課題
基盤研究(B)
三次元的に規則配列した細孔空間を有する微粒子(以下、高次構造ポーラス微粒子)は、高比表面積、高空隙率、低密度、優れた物質移動特性といった従来の微粒子にない性質を有し、次世代型の微粒子として期待される。本研究では、高次構造ポーラス微粒子を対象として、【1】計測インフォマティクスとの融合による創製プロセスの高度化、【2】三次元解析技術を駆使した微粒子内部構造の定量的理解とモデル構築、【3】高次構造ポーラス微粒子の構造と物質移動特性の相関解明に取り組み、世界に先駆けて『高次構造ポーラス微粒子創製におけるプロセスサイエンスの構築』を目指す。