研究課題
基盤研究(B)
プラズモニック型が研究されてから10~15年が経過し、近年は他の光触媒と組み合わせるなどの複合化の段階に移っている。本研究は、複合化の潮流には乗らず、プラズモニック光触媒と半導体光触媒の難問に正面から取り組む。つまり、「Au以外のプラズモニック光触媒は可能か?」、「極限高活性化する手段はあるか?」、「革新的な助触媒を開発できないか?」の3つの「問い」に近づく。様々な化学的手法を駆使して「ナノ粒子変性技術」を確立し、これにより、1)光触媒の機能を画期的に引き出すナノ粒子群の創発、2)不活性と思われていた元素やユビキタス元素の変性による革新的機能の創出、3)ナノ粒子の変性による多機能化、を目指す。