研究課題
基盤研究(B)
低炭素社会に向けて、低損失かつ高出力素子普及の社会的要請が高まっている。窒化アルミニウム(AlN)は絶縁破壊電界強度が最も大きい半導体であり、高耐圧AlN素子の作製は、半導体素子の性能限界への探求に繋がる。しかし、報告されているAlN素子は横型構造に限られており、AlN本来の性能が発揮できていない。本研究では、縦型AlN素子の動作実現に向けた作製技術を確立する。独自の手法としてAlN結晶の性質に着目し、接合バリアショットキーダイオードを作製する。