発光開殻分子集合体によるスピンフォトニクス機能の創出と理解

• 研究課題/領域番号: 23K26673
• 補助金の研究課題番号: 23H01980 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分34010:無機・錯体化学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 草本 哲郎 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (90585192)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2024年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2023年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
• キーワード: 開殻分子 / スピン / 発光特性 / 光機能

研究開始時の研究の概要

ラジカル等の開殻分子は、特異なスピン多重度やスピン自由度に起因するユニークな発光機能を示すことが近年明らかになり、基礎科学からデバイス科学に渡る領域に新たな知見とインパクトをもたらしている。本研究では、スピン間相互作用に基づく光機能（＝スピンフォトニクス機能）を示す開殻分子集合体を創製する。スピン間相互作用が物質の基底/励起状態、非平衡ダイナミクス、光物性に与える影響と原理を解明し、スピン間相互作用に基づく光物性科学の学理基盤の構築を目指す。