研究課題
基盤研究(B)
FCsの標的タンパク質は未だ同定されていない。また、キノコ発生に関わる化学分子も芝から分泌される可能性が極めて高いが、特定には至っていない。本研究では、①FCs標的タンパク質の同定とシグナル伝達の解明、②芝が分泌するキノコ形成物質の探索とその機能解析、③芝と菌類と土壌微生物間の相互作用に関わる化学コミュニケーション物質(植物成長調節物質、子実体形成誘導物質など)の探索とその機能解析を実施することによって、フェアリーリング病の発生機序に関わる分子機構の全貌を明らかにする。