配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2026年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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研究開始時の研究の概要 |
細胞膜は, グリセロリン脂質, ステロール, スフィンゴ脂質の3つの脂質を主として構成されており, これら脂質の組成は細胞や組織により異なるが定常状態では脂質代謝の厳密な制御によって一定に保たれている. ヒトにおいてその制御の破綻は脂質代謝異常症などの様々な疾患の原因となる. 本研究は, 酵母からヒトにまで保存された細胞膜マイクロドメインを介したスフィンゴ脂質の感知システムを酵母遺伝学を用いて解明することを目的としている.本研究成果は, スフィンゴ脂質代謝制御機構の新規な概念を創出し, 基礎生物学分野のみならず, 脂質代謝異常症の新たな治療法の確立や健康寿命延長などにつながることが期待できる.
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