研究課題
基盤研究(B)
味覚は食嗜好性を決定する上で重要な化学感覚である。研究代表者はこれまで、霊長類や鳥類などの非モデル生物を対象とした研究を行い、嗜好味(旨味・甘味)受容体であるT1R受容体の機能が、動物の食性に応じて柔軟に変化してきたことを明らかにした。本研究では、幅広い系統に属する脊椎動物を対象に比較解析を行い、T1R受容体の機能の変化が栄養素受容にどう影響してきたかを解明する。