イネいもち病菌における擬似有性生殖機構の全貌解明

• 研究課題/領域番号: 23K26909
• 補助金の研究課題番号: 23H02216 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39040:植物保護科学関連
• 研究機関: 東京理科大学
• 研究代表者: 荒添 貴之 東京理科大学, 創域理工学部生命生物科学科, 講師 (40749975)
• 研究分担者: 鎌倉 高志 東京理科大学, 創域理工学部生命生物科学科, 教授 (70177559)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2027年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2024年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2023年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
• キーワード: いもち病菌 / 擬似有性生殖 / ゲノム進化 / ゲノム編集 / 不稔化 / イネいもち病菌

研究開始時の研究の概要

多くの真核生物は有性生殖により子孫を残して多様性を維持している。一方，同じ真核生物である植物病原糸状菌の中には，交配能を失った不稔性株が多数存在する。本研究では，イネ科植物に感染するいもち病菌をモデルとして，有性生殖に依存しない無性的な遺伝的多様性が「いつ・どこで・どのようにして生み出されているのか」を理解し，「なぜ有性生殖能を失ったのか」という問いに迫る。