研究課題
基盤研究(B)
本研究は、牛の第一胃(ルーメン)の環境をモニタリングするためのルーメンセンサ用の自立電源デバイスとして、ルーメン内の細菌を利用した発電デバイスを開発することを目的としている。具体的には、ルーメン中で継続的に発電ができ、その平均発電電力が、少なくとも1時間に1回程度の無線送信と連続的なセンシングを可能とする1 mW以上となるデバイスを開発する。そのために発電細菌の同定と動態解明を行うとともに、発電細菌の発電量能力を最大限に引き出すことのできる電極構造の開発を行う。