研究課題/領域番号 |
23K27136
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
豊島 近 東京大学, 定量生命科学研究所, 特任教授 (70172210)
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研究分担者 |
金井 隆太 東京大学, 定量生命科学研究所, 特任講師 (50598472)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 構造生物学 / イオンポンプ / 膜蛋白質 / 能動輸送 / クライオ電子顕微鏡 |
研究開始時の研究の概要 |
イオンポンプを代表するCa2+ポンプとNa+ポンプに関し原子構造に基づく作動機構の理解の完成を目指す。既に多数の反応中間体の原子構造を決定したが、中間体間の構造変化が大きすぎるため、構造変化の機構を理解できない部分がある。立体障害を導入した人工的中間体の創生や、蛋白質分解酵素によってドメイン間のリンクを切断した構造を決定しその解決を図る。一方で、ポンプ蛋白質は細胞膜裏打ち蛋白質までもその活性化に利用しているらしいこと、脂質環境や複合体形成によって機能が大きく変化することがわかってきた。本研究では、ポンプ蛋白質の原子構造から高次構造、高次機能の構造生物学への発展を目指す。
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