研究課題
基盤研究(B)
自然免疫分子STINGのシグナル伝達は翻訳後修飾やオルガネラ間輸送によって制御されるが、STINGを様々に修飾する酵素の実体およびSTINGと相互作用してオルガネラ間輸送を制御する分子機構は不明な点が多い。そこで本研究では、複数の最先端のプロテオミクス技術を開発することにより、小胞体局在時からリソソームで分解されるまでの過程における、STINGの様々な翻訳後修飾と相互作用タンパク質を網羅的に同定・定量する。そして新たに見出した修飾および相互作用因子がSTINGのオルガネラ間輸送やシグナル伝達を制御する仕組みを明らかにする。