嗅上皮オルガノイドを用いた嗅受容体遺伝子発現制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 23K27180
• 補助金の研究課題番号: 23H02487 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分44020:発生生物学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 永樂 元次 京都大学, 医生物学研究所, 教授 (40415097)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2025年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2024年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2023年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
• キーワード: 器官発生 / オルガノイド / 嗅上皮

研究開始時の研究の概要

嗅覚ニューロン(OSNs)における嗅覚受容体(OR)の選択は、遺伝子発現の調節におけるゲノム構造制御の役割を調べるための有用なモデルである。我々はこれまでに、単一の嗅上皮幹細胞から成熟したOSNを含むオルガノイドを形成する技術、及びマウス多能性幹細胞から嗅上皮組織を試験管内分化する技術を開発している。本研究ではこれらの技術を用いて、ゲノム構造ダイナミクスが細胞種特異的な遺伝子発現にどのように関与するのかという、発生生物学の中心的な課題の一つに対して独自のアプローチで取り組む。