研究課題
基盤研究(B)
白血球が病原体を貪食して消化する際に、病原体を包み込む貪食膜の伸展と炎症性脂質アラキドン酸が生成され、貪食膜で活性酸素産生を担う電位依存性H+チャネル(Hv)を活性化させることが知られている。しかしながら、これらの膜を介したHvチャネルの活性化機構については未解明である。本研究では、Hvチャネルが生体膜ダイナミクスに応答して開く機構を、チャネル蛋白質とリピッド膜の分子科学の視点からアプローチして解明する。