研究課題
基盤研究(B)
化膿レンサ球菌は、咽頭炎や膿痂疹などを引き起こすありふれた病原細菌である。しかし、ごく稀に重篤な劇症型溶血性連鎖球菌感染症を突然発症することがあり近年増加傾向であるが、根本的な原因は明らかとなっていない。本研究では、研究代表者が発見した化膿レンサ球菌を認識する免疫レセプターに着目し、宿主と菌との相互作用から化膿レンサ球菌感染症の分子病態を解明することを目的とする。