研究課題
基盤研究(B)
C型肝炎がほぼ克服された一方で、B型肝炎ウイルス (HBV) の感染を原因としたB型肝炎は依然として公衆衛生上の主要な問題である。簡便に投与可能なHBV感染抑制薬を開発することにより肝炎罹患の根本原因に歯止めをかけることが強く望まれる。本研究では、① HBV細胞侵入超分子複合体の形成メカニズム、②次世代HBV感染抑制薬シーズ化合物群の作用機序を、クライオ電子顕微鏡を用いて構造学的に解明する。