研究課題
基盤研究(B)
骨肉腫は、骨芽細胞系統の細胞ががん化することで発症すると考えられているが、発がんに寄与するドライバー遺伝子となる共通な遺伝子変異や融合遺伝子は同定されておらず、その発症機序は不明であり、治療薬も約40年間新薬が承認されていない。本研究課題では、骨肉腫患者由来ゼノグラフト(PDX)と細胞株(PDC)を樹立し、その性状解析を行うことで、骨肉腫の発症機序の分子基盤を理解することを目的とし、新たな治療標的候補分子を提示することを目指す。