研究課題
基盤研究(B)
本研究では①AppNL-G-F/MAPT-double knock-inマウスにヒトAD患者脳から抽出したタウを接種することでタウ病理の伝播を再現したモデル、②アミロイド病理に加えてタウの凝集体形成を再現した遺伝子改変マウスAppNL-G-F/MAPTP301S;int10+3dKIマウスの、2つの新規ADマウスモデルと、Plcg2 P522RマウスおよびPlcg2-KOマウスを交配し、詳細な認知行動解析、生化学的・病理学的解析を行うことで、PLCγ2がAD病理にどのように影響するかを明らかにするともに、その分子・細胞機序に基づいた新しいAD治療および健康長寿達成の新しい戦略の可能性を探る。