| 研究課題/領域番号 |
23K27560
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| 補助金の研究課題番号 |
23H02869 (2023)
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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| 研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
小此木 範之 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00750572)
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| 研究分担者 |
稲庭 拓 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 物理工学部, グループリーダー (10446536)
若月 優 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院, 副病院長 (40399449)
唐澤 久美子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60214574)
村田 和俊 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院 治療診断部, 室長 (60644557)
鶴岡 伊知郎 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院 医療技術部, 技師統括 (60974904)
木村 卓 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院 医療技術部, 主任診療放射線技師 (70974822)
齊藤 収三 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院, 専門業務員 (50974820)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2027年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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| キーワード | 炭素イオン線治療 / 早期乳癌 / 重粒子線治療 / 乳がん / 粒子線治療 / 乳癌 |
| 研究開始時の研究の概要 |
早期乳癌を「切らずに治す」治療の一つとして、我々は炭素イオン線治療による臨床試験を進めており、良好な治療効果を得ている。しかし、腫瘍の消失までの期間や、有害事象の程度について、患者毎の差が大きいことが分かってきた。本研究は、乳癌に対する炭素イオン線治療の効果や有害事象について、新たな観点で再評価し、更に生物実験による検証を加え、最適な照射方法を明らかにするものである。
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| 研究実績の概要 |
早期乳癌を「切らずに治す」治療の一つとして、我々は炭素イオン線治療による臨床試験を進めており、良好な治療効果を得ている。しかし、腫瘍の消失までの期間や、有害事象の程度について、患者毎の差が大きいことが分かってきた。本研究は、乳癌に対する炭素イオン線治療の効果や有害事象について、新たな観点で再評価し、更に生物実験による検証を加え、最適な照射方法を明らかにするものである。 今年度は、昨年度の研究成果を飛躍させ、一定の成果をあげることができた。ひとつは、早期乳癌に対する炭素イオン線治療後の腫瘍内血流量の変化と臨床的完全奏効(cCR)との関連である。MRI造影剤の取り込みを反映するwashin-index(idx)と腫瘍組織からの造影剤の洗い流し速度を反映するwashout-idxを定量化し、臨床的完全奏効(cCR)を予測する因子となり得るか検証した。結果として、炭素イオン線治療後1ヵ月後および3ヵ月後のwashin-idxは、早期にcCRに至る症例の予測因子になり得ることが示唆された。この詳細を論文として公開した(Int J Part Ther. 2024 Apr 24:12:100018)。 また、乳癌に対する炭素イオン線治療後の有害事象に関して、大胸筋をきたす症例がおり、この原因解明を進めた。臨床的線量(Gy [RBE])やLETd(単位線量あたりの線エネルギー付与)等の解析の結果、大胸筋の小体積に対する高線量、具体的には大胸筋への照射体積2ccへの線量が10 Gy (RBE)を超える場合、大胸筋炎のリスクが高まることが示された。同時に、LETdと大胸筋炎の関連は乏しいことも確認された(Int J Part Ther. 2025 Mar 27:16:100746.)。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
臨床面でのデータ再解析により、重要な知見を公表できたことは順調であると言える。現在、骨に対する影響について、in vitroでの研究を進めており、興味深いデータが得られているが、こちらはまだ解析の途上であり、公表には至っていない。 以上から総合判断として、概ね順調に進展していると考えている。
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| 今後の研究の推進方策 |
基礎実験を進めながら、臨床学的な再評価をさらに深めていく予定である。また、臨床で使用する乳房固定具の改良についても、準備を進めている。
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