研究課題
基盤研究(B)
小児脳神経疾患の新たな発症機序の解明目的として、下記の研究項目を推進する。(1)インフォマティクス解析による非コード領域に存在する変異の病的意義予測:スプライス異常やupstream open reading framesを予測するAIプログラムを解析に組込み、全ゲノム解析で多数同定される非コード領域に存在する変異の病的意義を予測して候補変異を同定する。(2)新しい実験系による候補変異の機能解析:脳神経疾患の原因遺伝子が高発現している患者由来の尿細胞を用いた解析、発現ベクターを用いたミニジーンスプライシング解析やタンパク質発現解析、および変異ノックインマウスという3つの実験系を用いて候補変異の病的意義を検証する 。