研究課題
基盤研究(B)
本研究課題において血液中を循環する「老化促進分子」を標的とした心血管疾患に対する次世代の治療法開発に挑む。加齢と共に血液中で上昇し老化形質を促進する代謝物質をセノメタボライト(Senescence+Metabolite)、タンパクをセノプロテイン(Senescence+Protein)と新しく定義し、老化促進分子(セノメタボライトやセノプロテイン)が線維化、ミトコンドリア不全、オートファジー抑制を介して心不全やサルコペニアといった加齢性疾患の病態を促進する機序を明らかにする。