研究課題
基盤研究(B)
がん治療薬開発の進歩は目覚ましいが、最多の発がん遺伝子ファミリーRASの多くの変異など既存の創薬機序の応用では対応できない遺伝子変異には、新しい観点からの開発が求められる。本研究は、これまで直接標的とすることが難しかったRAS Q61変異の発がん機構の弱点発見から新規治療への応用に成功した先行研究 (Nature 2022)をもとに、他の遺伝子への応用と核酸医薬の改良に向けた創薬基盤作りを行う。