研究課題/領域番号 |
23K27693
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補助金の研究課題番号 |
23H03002 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
島田 昌一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20216063)
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研究分担者 |
臼井 紀好 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00784076)
小山 佳久 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40397667)
土井 美幸 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80954007)
中村 雪子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任講師 (90548083)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2026年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 痛覚変調性疼痛 / 慢性疼痛 / セロトニン / 5-HT3受容体 / オピオイド / 痛覚編調性疼痛 |
研究開始時の研究の概要 |
痛みの原因別分類では、組織の損傷が原因となる侵害受容性疼痛や、神経の病変や損傷が原因となる神経障害性疼痛があるが、最近第3の痛みとして国際疼痛学会がnociplastic pain(痛覚変調性疼痛)を提唱した。この疼痛は、脳の痛みの神経回路の可塑的変化が一因となると考えられ、組織や神経に損傷がなくても生じる疼痛である。慢性疼痛の中でも特に痛覚変調性疼痛は、メカニズムに未解明な部分が多く、根本的な治療法も確立していない。そこで本研究では、痛覚変調性疼痛に焦点を当て、モデル動物の作製、脳内メカニズムの解析、そこから考えられる治療標的分子の同定、さらにその標的に作用する候補治療薬の開発までを目指す。
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