研究課題
基盤研究(B)
3週間以上の長期人工呼吸管理が必要な患者のほとんどは気管切開を行い、人工呼吸器からの離脱を図っていく。気管切開下での長期人工呼吸管理は、患者予後の悪化だけでなく医療費用の増大につながっている。本研究では、「呼気陽圧 -動的PEEPの発生は人工呼吸器なしには不可能」という従来の常識を破壊し、「流路狭窄機構を有するコネクタにより人工呼吸器を使わなくても呼気陽圧 -動的PEEPを発生させることが可能」という新規技術を創出することで、長期人工呼吸器依存患者における人工呼吸器からの離脱に挑む。