研究課題
基盤研究(B)
心停止蘇生後症候群(PCAS)の予後を改善する新規治療標的および治療法をNAD+合成系より見出す。PCASに限らず、急性期病態におけるNAD代謝を解析することで新たな病態解明、治療ターゲット、診断や予後マーカーを見出すことを目的とする。具体的には、PCASに対して、体内で諸臓器内のNAD+量を増加させるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を心肺蘇生法によるPCASモデル動物に投与し、生存率や神経機能予後等を検討する。