研究課題/領域番号 |
23K27732
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補助金の研究課題番号 |
23H03041 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
梶山 広明 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (00345886)
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研究分担者 |
吉原 雅人 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (00878374)
榎本 篤 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (20432255)
富田 弘之 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50509510)
北見 和久 愛知県がんセンター(研究所), 腫瘍免疫制御TR分野, 研究員 (50965986)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2023年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 腹膜播種 / 腹膜中皮細胞 / 腹腔内エコシステム |
研究開始時の研究の概要 |
よい植物が育つにはよい“種”とよい“土壌”が必要である。逆説的ではあるが、よい“種”とは悪性度の高い卵巣癌細胞であり、よい“土壌”とは“腫瘍の手先”にさせられた本来生体防御的である中皮細胞(癌関連中皮細胞:CAMs)と脂肪細胞(脂肪細胞由来線維芽細胞:ADFs)である。本課題では、腹腔内全体を一つの包括的生態系(エコシステム)と見なし、卵巣癌―腹腔内宿主細胞群の相互作用に着目し、未だ明らかにされていない卵巣癌の腹膜進展や休眠維持機構の解明を目指す。また分化誘導薬剤であるAM80を用いて、CAMsおよびADFsへの脱分化を阻害し、難治性卵巣癌に対する新規間質標的治療戦略の創成を目指す。
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