研究課題
基盤研究(B)
卵巣明細胞癌は化学療法抵抗性で新規治療法の開発が期待されている。本研究では、卵巣明細胞癌のマウスモデルを用いて、卵巣明細胞癌で高発現しているサイトカインであるIL-6が腫瘍免疫に与える影響を調べて、IL-6の抑制が免疫療法の効果を増強させるかを検討する。また、これまでの解析によって、卵巣明細胞癌ではIL-17発現が腫瘍免疫活性と強く相関することが明らかになった。本研究では、IL-17の投与によって免疫療法の効果が増強するかを調べる。