研究課題
基盤研究(B)
Lmp2/β1i欠損マウス:子宮平滑筋肉腫自然発症モデルを用いた基礎研究と臨床研究(PRUM-IBio study)、さらに京都大学医学部附属病院 癌ゲノム医療/リアルワールドデータでの症例報告の病的バリアントを総合的に考えると、子宮平滑筋肉腫の病的バリアントとして、ATRX、Cyclin E、TP53、MDM2、RB1などが考えられる。つまり、細胞周期を制御する因子(Cyclin E、TP53、RB1等)への標的物質において、子宮平滑筋肉腫への治療効果が期待される。さらに、クロマチンリモデリング因子ATRX病的バリアントと神経膠腫の発症との関連性を示す医学的エビデンスが確立されている。