研究課題
基盤研究(B)
アレルギー疾患は国民の2人に1人が罹患し、食物やワクチン、薬剤などによるアナフィラキシーにより重篤な症状を呈する場合もある。近年のゲノム解析技術の進歩により、アレルギー疾患などの多因子疾患においても多くの病態に関連する遺伝子型が検出されている。一方で、多因子疾患では、効果量の弱い多数の遺伝子型が発症に寄与するため個人の発症リスクを判定することが十分達成されていない。本研究では、多因子疾患の中でも遺伝要因が強いアレルギー疾患を例として、遺伝子型情報をを使用して機械学習による発症予測を行うモデルを構築する。