| 研究課題/領域番号 |
23K27876
|
| 補助金の研究課題番号 |
23H03186 (2023)
|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
| 研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
臺 美佐子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50614864)
|
| 研究分担者 |
須釜 淳子 藤田医科大学, 社会実装看護創成研究センター, 教授 (00203307)
大高 洋平 藤田医科大学, 医学部, 教授 (00317257)
間脇 彩奈 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10533341)
松本 智里 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (10738389)
山下 修二 川崎医科大学, 医学部, 教授 (30457220)
瀬戸 孝一 藤田医科大学, 産官学連携推進センター, 教授 (30777743)
三浦 由佳 藤田医科大学, 社会実装看護創成研究センター, 講師 (30791587)
尾関 恩 藤田医科大学, 保健衛生学部, 准教授 (80387711)
今方 裕子 石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (10832933)
瀧澤 理穂 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (00832932)
|
| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
| 配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2026年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2023年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
|
| キーワード | リンパ浮腫 / エコー / 教育効果 / 遠隔 / 保存療法 / 蜂窩織炎予防 / 遠隔ケア / 超音波検査 / 深層学習 |
| 研究開始時の研究の概要 |
リンパ浮腫はがん治療の合併症のひとつで、慢性的な浮腫を生じ生涯のケアが必要となる。リンパ浮腫は真皮と皮下組織にリンパを含む過剰な組織間液が貯留した状態であり、蜂窩織炎の再発予防と浮腫増悪防止が主要な管理目標である。 本研究は2つの目的を有する。1点目は、従来の視診や触診では評価困難な真皮・皮下組織の性状を超音波検査(エコー)で評価する方法の確立である。2点目は、リンパ浮腫管理の専門家とのアクセスの悪さが蜂窩織炎既往歴と関連していることから、この課題を解決するために、全国のどの地域でも専門家とアクセスできるリンパ浮腫の遠隔ケアシステムの開発である。 これらの研究を看護理工学の手法を用いて遂行する。
|
| 研究実績の概要 |
本研究は、リンパ浮腫ケア選定のための超音波検査(エコー)技術アセスメントと遠隔システムの確立を目的として実施するものである。2024年度は、医療従事者への教育プログラムの構築と有効性検証、そして遠隔システムに、リンパ浮腫パンフレットの搭載と対面でのケアを行う環境を構築した。 まず、リンパ浮腫エコーアセスメント教育プログラムとして、e-learning教育プログラムを作成した。プログラムは合計60分間で、リンパ浮腫の基本的知識と管理、エコーの基本的知識と操作方法、リンパ浮腫エコーアセスメント、リンパ浮腫エコーアセスメント臨床導入の事例で構成した。このプログラムを用いて教育を行い、医療従事者を対象とした受講の実施可能性、受講前後の教育効果、受講2週間後のリンパ浮腫エコーアセスメントに関する行動変容を検証した。研究デザインは一群前後比較試験で、介入は対象者のe-learning教育プログラム受講とし、1週間の受講期間後、受講回数、リンパ浮腫管理とエコーアセスメントに関する理解度と自信を調査し、2週間後にリンパ浮腫エコーアセスメントに関する行動を調査し、受講前後で比較した。対象者20名で、全員が1回以上受講し、受講後の理解度と自信は受講前と比較し有意に向上した。一方で、受講2週間後のエコー使用有無や回数は変化しなかった。リンパ浮腫エコーアセスメント教育プログラムにおいてe-learningでの受講実施が可能であり受講後に理解度と自信が向上する効果が得られたが、受講後の行動変容や効果検証は今後の課題である。 次に、リンパ浮腫パンフレットは上肢用と下肢用を作成しシステムに搭載した。かつ、浮腫ケア相談をできる環境を構築し、患者らが対面とオンラインで指導やケアを受けられる環境を構築した。今後はこのシステムを活用して、症例集積を行っていく。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2024年度には、リンパ浮腫エコーアセスメント教育プログラムの構築および有効性検証を実施し、遠隔システムの課題解決に向けたリンパ浮腫パンフレット作成および搭載と、対面での浮腫ケア環境を構築した。計画通りに進行しており、おおむね順調に進展しているといえる。新たな課題も明確化し、これを次年度に解決することを目指す。
|
| 今後の研究の推進方策 |
2025年度には、2024年度に作成したリンパ浮腫エコーアセスメントプログラムを基盤として、臨床への導入と普及に効果的な教育プログラムへの改良を目指す。さらに、改良版プログラムでの臨床導入への効果検証を実施する。次に、遠隔システムに搭載したリンパ浮腫パンフレットや対面環境の構築実績を活かし、遠隔システムを臨床導入可能なシステムに調整のうえ、症例集積を実施する。
|