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急速減量による急性腎障害発症メカニズムの解明とその抑制法の基盤研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K27975
補助金の研究課題番号 23H03285 (2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2023)
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関帝京平成大学

研究代表者

長谷川 和哉  帝京平成大学, 健康メディカル学部, 講師 (40781703)

研究分担者 前田 竜郎  帝京平成大学, 健康メディカル学部, 教授 (50848265)
井田 隆徳  宮崎大学, フロンティア科学総合研究センター, 准教授 (00381088)
山口 優也  東邦大学, 医学部, 助教 (60779966)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
キーワード急速減量 / 腎臓 / 水分代謝 / 炎症 / ノンターゲティング解析 / 腎障害 / ノンターゲット解析
研究開始時の研究の概要

レスリングなどの体重階級制競技では、試合前計量に向けて短期間に体重を減らす急速減量が伝統的に行われている。申請者は、実験動物を用いた急速減量モデルを確立し、本モデルがアスリートの観察研究で報告されている急性腎障害の特徴とよく似た挙動を示すことを報告してきた。本研究の目的は、RNA-seqおよびGC×GC TOF/MSを駆使したノンターゲット解析を用いて急速減量による急性腎障害発症メカニズムを解明し、予防法確立のための基盤を作ることである。本研究の遂行により、科学的根拠を基にした安全な急速減量や予防法の基盤となる知見が得られれば、世界中のアスリートの健康リスクの低減に大きく寄与することができる。

研究実績の概要

レスリングなどの体重階級制競技では、試合前計量に向けて短期間に体重を減らす急速減量が伝統的に行われている。申請者は、実験動物を用いた急速減量モデルを確立し、本モデルがアスリートの観察研究で報告されている急性腎障害の特徴とよく似た挙動を示すことを報告してきた。本研究の目的は、RNA-seqおよびGC×GC TOFMSを駆使したノンターゲット解析を用いて急速減量による急性腎障害発症メカニズムを解明し、予防法確立のための基盤を作ることである。当初の実験計画では、2023年度は、腎臓の組織学的な解析、腎臓のRNA-seq解析による腎障害発症メカニズムの検討を実施予定であったが、測定機器の使用状況を鑑み、次年度予定であった当GC×GC TOFMSを用いた血漿中の揮発性低分子化合物のノンターゲティング解析を先に実施することに変更した。GC×GC TOFMS解析により、急速減量によって血中濃度が増加する揮発性低分子化合物を約180種類検出した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初本年度に予定していた腎臓の免疫染色による組織学的な解析は終わらなかったものの、次年度実施予定であったGC×GC TOFMSを用いた血漿ノンターゲティング解析により、多数の急速減量特有の血中揮発性有機化合物を同定したため。

今後の研究の推進方策

次年度は、腎臓の組織学的な解析、およびRNA-seqを用いた網羅的解析により、急速減量由来の腎障害の発症機序を明らかにする。

報告書

(1件)
  • 2023 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] Hormones and life stages: physiological changes and adaptive dynamics in organisms2024

    • 著者名/発表者名
      長谷川 和哉
    • 学会等名
      第101回日本生理学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ストレス条件下における血漿揮発性低分子化合物動態の ノンターゲティング解析2023

    • 著者名/発表者名
      長谷川 和哉
    • 学会等名
      第14回ペプチド・ホルモン研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2023-04-18   更新日: 2024-12-25  

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