研究課題
基盤研究(B)
ヒトの身体運動には不可避なズレ(変動)が含まれており、運動パフォーマンスを悪化させてしまうだけでなく、怪我の要因になることが知られている。特に、習熟した動作にはトレーニング効果はほとんどなく、運動変動を減らすことは容易ではない。そこで本研究では、運動介入法と非侵襲刺激法を組み合わせ、簡便で劇的に運動変動を減少させる新奇な介入方法の開発とその生起メカニズムの解明を目的とする。 本研究で得られる知見は、スポーツ・リハビリテーション・体育教育などにおける運動介入に活かせるだけでなく、VR技術・ユーザーインターフェース・バリアフリーなどにおける技術・社会デザインの応用につながることが期待される。