研究課題
基盤研究(B)
現在,学校現場では,子どもたちを学習に集中させ,良好な学習の雰囲気をつくることが課題となっている。スポーツ科学の領域では,身体活動の増加が認知機能を高めることが近年注目されており,学業成績の向上につながることを示す研究もあることから,身体活動が日々の学習場面でのモチベーションを高めている可能性が考えられる。本研究は,身体活動が教室でのモチベーションに及ぼす効果の検証を行う。予備調査として,小学校低学年の子どものモチベーションを学習へのエンゲージメントの側面から測定するための尺度を開発する。その上で,体操プログラムを利用して身体活動量を高める介入の効果を学校現場において長期的に検討する。