研究課題
基盤研究(B)
脂肪蓄積自体におけるサイトカインの役割は、まだ十分には解明されていない。本研究では、各種サイトカインが脂肪蓄積において果たす役割やその分子基盤、ならびに、その阻害や活性化が個体レベルで及ぼす効果を、詳細に解析していく。実験手法としては、各種遺伝子変異マウスを用いた個体レベルでの解析、細胞レベルでの解析、及び、RNAシークエンスなど発現遺伝子の網羅的解析を用いる。将来的に、サイトカインを標的とした新奇肥満症治療法の開発や、その先の健康長寿社会の実現に繋がることを期待する。