研究課題
基盤研究(B)
超百寿者(105歳以上)には、老化を制御し認知機能を維持する何らかのメカニズムがあると考えられる。そこで本研究では、N-グライコプロテオミクス(N-結合型糖鎖を持つ糖タンパク質の網羅的解析)、プロテオミクス、トランスクリプトミクス、Genome-wide association study (GWAS)などの統合オミクスにより、超百寿者脳におけるN-型糖鎖を介した抗老化分子ネットワークを明らかにする。さらに、超百寿者の認知機能の維持に関与する糖鎖の役割について分子レベルで明らかにする。これらより、N-型糖鎖を介した超百寿者脳の老化制御メカニズムを明らかにする。