研究課題
基盤研究(B)
研究代表者はこれまでに①主に脳内の炎症応答を抑制する、もしくは②主に神経軸索の損傷を抑制することによって脳出血病態を改善する食事性成分関連化合物を複数見出している。そこで本研究では、異なる作用特性を示す食事性化合物の組合せによって相加的・相乗的な効果が得られるかを検証する。①群と②群の化合物をマウス病態モデルに併用し、十分な治療効果・重症化予防効果の得られる組合せと用量を見出す。また、それらの組合せによる効果の機序について多角的に解析し、脳病理制御に立脚した新たな脳卒中栄養管理法の基盤を構築する。