研究課題
基盤研究(B)
減塩社会の実現に向け、ナトリウム(Na)のおいしさを創出する脳内機序と、その味がもたらす生理機能の科学的理解が急務である。申請者は最近、舌でNaの味を担う細胞(Na細胞)を同定し、その操作技術を開発した。このNa細胞を操作する技術を駆使し、Naの味に応じた食行動の制御や、全身のNa代謝のコントロールを担う脳内機序を解明する。