研究課題
基盤研究(B)
全車両がネットワーク接続され自動運転が普及する過程を想定し、日本の道路事情においても渋滞や交通の乱れを生じずに運用できる新たな近未来交通サービスを設計・評価する。自動運転の導入などによりオンデマンド交通、ライドシェアリング、自動宅配、自動送迎等の新サービスや移動形態が生じ、決して小さくない交通需要や交通パターンの変化が予想される。この際に、通勤ラッシュや観光地等においては交通需要が集中し、車両数の増加や乗降時の一時停車等の要因が重なり、渋滞や交通の乱れが生じる恐れがある。本研究では、車同士或いはマイクロモビリティへの乗換等の工夫を組み入れ、実運用に耐える効率的な近未来交通サービスを設計する。