研究課題
基盤研究(B)
前年度までに開発した気相中微粒子(エアロゾル)を対象とした偏光複素散乱振幅センシング法の論文を執筆・出版する。本年度はさらに、この装置の検出粒径範囲を拡張するためにハードウェア改良を施し、鉱物ダスト粒子のような不規則形状粒子について、検出信号から粒子の物理特性を推定するためのデータ解析手法を開発する。球形標準粒子、形状の特徴が既知の人工非球形粒子、砂漠から採取された鉱物ダスト粒子を用いた実験により、改良装置および開発したデータ解析法の性能を評価する。