研究課題
基盤研究(B)
高度領域100-300 kmの熱圏に分布している原子、分子、イオン等をプローブ粒子として利用するライダーを開発、実現し、光学的に熱圏の物理 パラメーターを高精度に測定していくための基盤を築く。熱圏の各高度領域におけるプローブ粒子の共鳴散乱スペクトルプロファイル、 すなわち熱圏温度を高い精度で導出し、地表面温度の変化量(ΔT(ES))に対する熱圏温度の変化量(ΔT(TS))の比ΔT(TS)/ΔT(ES)が地球温暖化指標 となり得るかどうか、その適性を明らかにする。