研究課題/領域番号 |
23K28291
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補助金の研究課題番号 |
23H03601 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
川端 良子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40334479)
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研究分担者 |
高野 昭人 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (00255910)
篠崎 淳一 昭和薬科大学, 薬学部, 講師 (10433848)
井上 能博 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (60276631)
山本 佳世子 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (60311445)
中根 孝久 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (80384634)
草処 基 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (90630145)
酒井 裕司 工学院大学, 先進工学部, 准教授 (40361513)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2025年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2024年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2023年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 節水型高付加価値農業 / 植物共生菌 / 小規模農家 / 薬草 / 果樹 / 乾燥地 / ウズベキスタン / 高付加価値栽培 / 節水型農業 / 塩類集積 / 高付加価値 / 多品種栽培 |
研究開始時の研究の概要 |
塩害が深刻なウズベキスタンにおいて、節水型高付加価値農業によって土壌塩類化を防止するためにアグロフォレストリー型農法をとり入れ、多年型薬草と野菜を組み合わせた高付加価値多品種栽培農業方法の開発を目的とする。特に、植物共生菌(エンドファイト)を利用した高付加価値栽培方法を開発する。そのため極乾燥地に生育する薬草の効率的な栽培方法を開発し、節水型農業による農地の塩類化防止について検証する。
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研究実績の概要 |
2023年4月~5月にかけて、ウズベキスタンで野生のマオウの探索を行った。マオウを採取した地点の土壌も同時に採取し、分析を行った。 2023年6月3日から6月6日までヨルダンで行われたDTXV International Conference on Arid Landで発表した。 マオウの栽培実験、およびウズベキスタンの薬草の栽培実験をカラカルパクスタン農業大学の圃場で行った。特に、水分保持のために、1.水分を保持できる紙を埋めた圃場、2.水分を保持できる紙を埋め、土壌にピートモスを加えた圃場、3.水分を保持できる紙を埋め、土壌にたい肥を加えた圃場、4.そのままの圃場、の試験区をつくり栽培実験を開始した。 2023年8月にウズベキスタンから3名、Berdiyarカラカルパクスタン農業大学副学長、Azizタシケント農業大学副学長、Aparin博士を招聘し、東京農工大学、昭和薬科大学で共同研究についての議論を行った。また、ウズベキスタンに姉妹都市を持つ舞鶴市を訪問し、今後の協力の可能性について議論を行った。 共生菌についての研究では、マオウから採取した共生菌で実験を行い、生長を促進する可能性の高い細菌が見つかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
薬草の栽培実験を実施している。大半が順調に育っているが、一部成功していない薬草があり今後さらに栽培を続けたいと考えている。 共生菌についての研究では、マオウから採取した共生菌で実験を行い、生長を促進する可能性の高い細菌が見つかった。
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今後の研究の推進方策 |
ウズベキスタンでさらに薬草の栽培実験を実施し、高付加価値作物の栽培方法を確立していきたいと考えている。 土壌改良が重要であることから、新たに工学院大学の酒井先生に参加してもらい、塩類土壌の改良について検討してもらうことになった。
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