研究課題/領域番号 |
23K28330
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補助金の研究課題番号 |
23H03640 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松井 圭介 筑波大学, 生命環境系, 教授 (60302353)
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研究分担者 |
須山 聡 駒澤大学, 文学部, 教授 (10282302)
佐藤 大祐 立教大学, 観光学部, 教授 (20405616)
坂本 優紀 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 助教 (40865226)
呉羽 正昭 筑波大学, 生命環境系, 教授 (50263918)
川添 航 立正大学, 地球環境科学部, 助教 (80964220)
鈴木 修斗 東海大学, 教養学部, 特任助教 (30981906)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2023年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | ライフスタイル / 移住者 / ツーリズム / 多拠点居住 / 農山村地域 |
研究開始時の研究の概要 |
ネットワーク環境の飛躍的な向上とリモートワークの普及により,特定の場所にとらわれない自由な居住スタイルの実践者が増加している。人口減少や高齢化に悩む農山村地域では特に,彼(女)らの存在は重要な担い手として期待されているが,自治体間の競争も激しく,移住者の獲得・定着は容易ではない。本研究ではライフスタイル型移住者の「生きざま」に着目し,居住地選好にかかわる意思決定の分析を通して,農山村における地域社会の存立基盤の解明を目的とする。本研究を通して,人を惹きつける場所を創出し,多様な属性をもつ人々が共生する持続可能な地域社会を実現するための提言となることを企図している。
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研究実績の概要 |
本年度は主に,研究代表者・分担者間における情報共有と基本資料の収集を念頭に以下の項目について成果を得た。 1)研究フレームワークの構築:本研究課題に関わる観光学,人文地理学,文化人類学,社会学,生活科学,農山村研究などの研究成果を整理し,研究視点や概念,研究方法についての整理・検討を行った。共同研究を効果的に進めるために,問題意識を共有し,意見・情報交換を行う研究合宿(12月)を開催した。 研究合宿とは別に,オンラインミーティングを複数回に開催し,情報共有の緊密化を図った。 2)第1次調査:研究対象地域候補の選定と基礎資料の収集:第1次調査を実施する。研究対象地域候補としてはライフスタイル型移住の進捗段階にあわせて3地域を選択して当初予定していた3地域のうち沖縄県八重山地域(石垣島)で共同調査を実施した。予備調査では,①ライフスタイル居住者の紹介依頼(行政・NPO等),②主要アクターによる支援 制度と利用実態,③ライフスタイル居住者のうち中心的な人物に対する聞き取り(調査手法の確立や 仮説の構築)など基礎資料を収集する。この段階では研究の機能分担はせず,グループメンバー合同で調査を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
申請書の研究計画に沿った資料収集および現地調査ができている。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画の変更は検討していない。本年度は引き続き研究対象地域における現地調査を実施し、研究目的達成の遂行に努める予定である。
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