研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ヒト脳梗塞治療の臨床応用を視野に入れ、1回の投与で炎症抑制サイトカインと血管申請促進因子を段階的に放出し、1回の外科手術による投与で2つの薬効を発揮する自己集合性ペプチドゲルの開発、および、脳を標的とした自己集合性ペプチド医薬の分子設計指針の基盤創成を目的とする。具体的には、11アミノ酸配列に変異を加えて、自己集合性ゲルにおける疎水性およびイオン相互作用の強度を調整し、段階的徐放の達成と投与に最適な自己集合性ペプチドを開発する。