研究課題
基盤研究(B)
関節疾患治療に応用される新規mRNA創薬に取り組む。特に関節痛症状の改善を目標とし、種々のモデル動物を用いて、軟骨変性・関節内炎症と疼痛症状との関係、およびこれを改善するmRNA医薬の治療効果を網羅的に解析する。軟骨の分子レベル解析、および軟骨変性に伴う力学特性への影響を詳細に検討するため、ラマン分光法などの光工学手法を取り入れる。得られた成果を基に、臨床応用可能な世界初の変形性関節症治療用mRNA医薬の実現を目指す。